第12話「崖の上のトリッシュ」のストーリーを徹底再現!:「ハーパーズ・アイランド」徹底解説サイト

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第12話「崖の上のトリッシュ」のストーリーを徹底再現!

※ネタバレ前提の内容です。ご注意ください!


森の中、ウェイクフィールドを追うアビーとヘンリーは、地下道に戻って他のみんなを襲いに行った可能性を考え、地下道に戻る。


サリーとダニーも、森の中、ウェイクフィールドを追う。2人は2手に分かれて捜索をしようと言う。ダニーが歩いている背後から忍び寄るウェイクフィールド。しかし、これはサリーの作戦で、待ち構えていたサリーがウェイクフィールドを撃つ。弾はウェイクフィールドの耳の下あたりをかすっていた。銃声を聞いて駆け付けたアビーとヘンリー。サリーはアビーに殺せよ、と言うがアビーは殺せず、銃で殴りつけて気絶させるに留める。サリーは殺すべきだと言うが、他のメンバーが警察に引き渡すべきだと主張する。サリーは皆に、後悔するぞ、と言う。


その頃、車の中で居眠りから目覚めたトリッシュは、ジミーが居なくなっていることに気付く。銃も無い。しばらくすると、ジミーが戻ってきた。船が通っていると言うのだ。車から発煙筒を持ち出し、もう一度海の方へ行こうというジミーに、トリッシュはヘンリーにここで待っているように言われたというが、マンホールは塞いであるので、じっとしている必要は無い。船が通り過ぎてしまう。と言って歩き出すジミー。仕方なくついて行くトリッシュ。

崖のところに来てみるが、船は見えない。トリッシュは崖の先まで出て海を見るがやはり船はいない。


森の中でウェイクフィールドを縛り上げるサリーとダニーは、アビー、ヘンリーと一緒に保安官事務所に行く。牢に縛ったウェイクフィールドを入れて、牢に鍵をかけるヘンリー。

シェイとマディソンをここに連れてくるというアビー。サリーとダニーは無線がどこかにあるはずなので、一軒一軒探そうと提案する。集合場所はここだ、と決めて出て行くアビーとヘンリー。ヘンリーはトリッシュのところへ行った。

見張りで残ったサリーとダニー。サリーは事務所にあったスタンガンを持ち出して、牢の方へ行き、ウェイクフィールドにスタンガンを押し当てて気絶させる。


ヘンリーがトリッシュとジミーが居るはずの車に行ったが、2人の姿は見えない。大声でトリッシュを呼んでみるが返事は無い。


アビーがシェイとマディソンを連れて戻ってきた。ヘンリーもすぐに戻ってきて、トリッシュが居ないと言う。一応ここに居ると、車にメモは残してきた、とヘンリー。マディソンは大人が見てない隙に、ウェイクフィールドが居る牢の方へ入っていく。アビーが、トリッシュはジミーと一緒だから大丈夫、と言う。それを聞き、シェイは保安官の家で見つけた、ジミーの資料の話をする。彼はシアトルで殺人容疑で逮捕されたことがあると言う。ヘンリーは、例の模倣殺人か、と言う。そこへマディソンが戻ってきて、アビーにあの人が話がしたいって、と言う。


アビーが牢の方へ入っていく。アビーはジミーとトリッシュについてウェイクフィールドに聞く。アビーが、父親を殺人犯に仕立て上げようとしたと、ウェイクフィードに言うと、彼は、お前の父親の話はウンザリだ、と言う。父が死んだのに、まだ殺し続けるのは何故かと聞くアビー。ウェイクフィールドは鼻で笑う。その態度を見て出て行こうとするアビーに、彼は後ろから、理由はお前だ、と言う。驚いて、もう一度戻るアビー。私に何の関係があるのかと聞くアビー。ウェイクフィールドは、アビーの母親サラは、お前の親父を愛していたのか、それともただ養われていたのか、と聞く。アビーは、心から愛し合って、一緒に幸せに暮らしていた、と言う。じゃあ、なぜ俺の子供の存在を隠していた、というウェイクフィールド。実際には生まれてないのかも、すべてアンタの妄想じゃないの、というアビー。ウェイクフィールドは、お前も一度は自分が俺の子供じゃないかと思ったんじゃないのか、と言う。私はパパの子よ、と言うアビー。ウェイクフィールドは、こんなに察しが悪いんじゃ、俺の子のはずがない、サラは俺の子を捨てて、お前を生んだんだ、許しがたい、と言う。ママはアンタなんか愛さない、と言うアビーに、彼は俺の子は、お前の母親の腹から生まれたんぞ、お前より先にな、というウェイクフィールド。


事務所の方では、サリーがジミーはどう考えても怪しい、とヘンリーに言っている。ボートの爆発でも死んでおらず、ウェイクフィールドに運ばれてバーに来たからだ。ヘンリーは、アビーをおびき出すための餌にされたんだ、とジミーを庇う。しかし、シェーンとニッキが殺された時も無事だったとサリー。ダニーも、トリッシュの父親殺害の凶器も漁師の道具だった、と言う。シェーンは、動機は?ジミーはパパを知らないはずよ、と言う。ヘンリーは、アビーか、とつぶやく。サリーは、そうだ、アビーとジミーは7年間会っていなかった、恨んでいたはずだ、と言う。ヘンリーも、自暴自棄になっていたからな・・・などと言う。


そこへジミーが入ってくる。トリッシュが崖から落ちたので、皆で助けに行こうと言うのだ。ヘンリーはジミーから銃を取り上げて、もう銃はいらない、ウェイクフィールドは捕まえた、と言う。ジミーはメモを読んだ、安心したが、トリッシュを助けに行くのが先じゃないのか、と言う。


ウェイクフィールドはアビーに言った。俺はサラを愛していたと。アビーが殺したくせに、と言うと、俺を裏切ったからだ、と言った。サラは俺とそして生んだ俺の子を捨てたのだ、だから罰した、と。なぜ息子がいると分かるの?と聞くアビーに、息子を見つけたからだ、と言うウェイクフィールド。その時、事務所の方からヘンリーとジミーの言い争う声が聞こえた。アビーは急いで戻る。


ヘンリーとジミーが争っていた。アビーとダニーが止めに入る。トリッシュは?と聞くアビーに、崖から落ちたから助けないと、と言うジミー。嘘にしか聞こえない、と言うヘンリー。結局ロープを持って助けに行く。嘘だったら許さない、と言うヘンリー。シェイ、マディソン、ダニーを残して崖に行くメンバー。崖の下を見てもトリッシュは見えない。ヘンリーが先に下りることになる。


留守番をしているダニーがマディソンにお菓子を見つけてきた。今日は何も食べてなかったから、お腹ペコペコでしょ?と聞くシェイに、マディソンは地下道で食べたよ、という。シェイが驚いて、ウェイクフィールドにもらったのかと聞くと、別の人と答えるマディソン。しかし足音しか聞いていないらしい。ダニーはウェイクフィールドに共犯者がいることを確信する。


崖の下を探すが、トリッシュの姿はない。ヘンリーとサリーはジミーを銃で狙う。アビーは銃の前に立ってジミーを庇う。そこへ崖の上からトリッシュが出てくる。トリッシュは足を滑らせて崖から落ちたそうだ。そして崖の下にボート小屋を見つけたと言う。小屋には無線機もあったそうだ。早速小屋に行って無線機を使うが、調子が悪く通じない。アンテナなどを調整するジミーとサリー。無線機が通じて、沿岸警備隊に連絡がついた。連続殺人のことをいい、救助を要請した。天候のせいで4時間くらいかかるそうだ。


トリッシュはズブ濡れで凍えていたので、ヘンリーとホテルに戻る。アビーとジミーは保安官事務所へ知らせに行き、サリーは無線機の番をすることになった。


アビーとジミーは歩きながら、ジミーの逮捕歴について喋っていた。ジミーの言い分はこうだ。君が島を居なくなってから俺は荒れていた。喧嘩で2晩ほど留置所に入ったこともある。シアトルでの逮捕は、たまたま近くで殺人事件があったとき、車の中で寝ていたら逮捕されただけで誤解だったという。保安官がジミーの資料を持っていたのは、ジミーが当初島を出て行ったアビーに怒って、復讐を考えていたからだという。そんな俺を見て保安官は朝食や釣りに誘ってくれるようになったと。そして数日前、すっかり大人になってキレイになった君を見たとき、恨みは消えたという。そこに残った感情は、愛だったと。


保安官事務所で、ダニーとシェイとマディソンが話している。牢の中ではウェイクフィールドが縛られた手を解いていた。

ダニーとマディソンがカードゲームをしながら話していると、突然ウェイクフィールドが現れ、ダニーの首をベルトで後ろから絞めた。悲鳴を上げるマディソン。寝ていたシェイは飛び起きる。ダニーは2人を逃がすためにウェイクフィールドを振りほどいて戦うが、結局は殺されてしまう。


トリッシュがシャワーを浴びている間に、ヘンリーはホテルの皆の荷物を集めていた。ヘンリーが部屋に帰ってくると、トリッシュがウェディングドレスを着ていた。抱き合う2人。愛していると囁くトリッシュ。

二人がソファーで抱き合っていると、部屋のドアを叩かれる。ヘンリーは銃を取り、外の様子を見に行く。トリッシュが止めるのを聞かず、鍵をかけてここに居ろといって出て行くヘンリー。仕方なく言うとおりにするトリッシュ。


アビーとジミーが歩いているところへ、逃げ出したシェイとマディソンが走ってくる。ウェイクフィールドが牢を抜け出して、ダニーが自分達を逃がしてくれたことを話すシェイ。アビーは2人にボート小屋までの道を教え、サリーに言って無線で状況を警察に知らせるように言い、自分達はヘンリーたちに状況を知らせに行く。ジミーは銃をシェイに渡す。


部屋でヘンリーの帰りを待つトリッシュ。扉の前に人影があった。そしてドアを蹴破って入ってきたのはウェイクフィールドだった。奥の部屋に逃げ込み、鍵をかけて窓から外へ脱出するトリッシュ。アビーとジミーがホテルについたが、その時にはもうトリッシュは居なかった。


転びながらも必死で逃げるトリッシュは、ヘンリーと出会った。あなたが殺されたかと思った、とヘンリーに抱きつくトリッシュ。ウェイクフィールドが逃げ出しているの、と言うと、ヘンリーは、知ってる、と言う。驚くトリッシュに、僕が鍵を渡したんだから。と言う。ヘンリーの言うことが理解できないトリッシュに、ヘンリーは、サリーの言っていることは正しい、ヤツには仲間がいるんだ、と言う。でもそれはジミーじゃない、と。そんな、まさか、と言った後、裏切り者と叫び、ヘンリーに突っかかるトリッシュ。しかしヘンリーに軽くいなされる。本当は全員揃った結婚式でやる予定だったんだ。というヘンリー。あなたが父さんやJDも殺したのね、と言うトリッシュに、それも計画の一部だ、と言うヘンリー。

なんてヤツ!酷すぎる。と叫ぶトリッシュを抱きかかえて、わき腹からナイフを突き入れるヘンリー。人は平等じゃない。これは復讐だ。と言うヘンリー。トリッシュは息絶えた。そこへ現れるウェイクフィールド。父さん、と言うヘンリー。


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