ハーパーズ・アイランドの結末・犯人・真相を徹底解説!:「ハーパーズ・アイランド」徹底解説サイト

「ハーパーズ・アイランド」の結末・犯人・真相を徹底解説!
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「ハーパーズ・アイランド」の結末・犯人・真相を徹底解説!


■真犯人は誰?

犯人は、7年前の事件の際、実は死んでいなかったジョン・ウェイクフィールドと、実はウェイクフィールドの息子だったヘンリー。


■ドラマの結末はどうなるの?

ヘンリーとウェイクフィールド親子の手で、ボートで島を離れたシェイとマディソンの親子、アビーとジミー以外は殺されてしまう。(島民のほとんども殺害されている)

ヘンリーの真の目的は、アビーと大好きな島で二人で生きることだったので、父ウェイクフィールドを裏切り殺してしまう。

ジミーを生かしていたのは、ウェイクフィールドの共犯者に仕立てようと目論んでいたからなのだが、アビーとジミーの抵抗に合い、最後はアビーの手によってヘンリーは絶命する。アビーへの愛の言葉を最後に口にして。

アビーとジミーが沿岸警備隊のボートで本土に戻るシーンの後、島に来る際の船上で撮影したハンディービデオの映像(トリッシュからヘンリー、友人たちからトリッシュ、ヘンリーへ、ヘンリーからトリッシュへのメッセージ)が再生されてドラマは幕を閉じる。


■事件の真相・背景・人間関係・犯人の動機は?

・人間関係について

事件の真相・背景に深く関わる注目すべき人間関係を持つ登場人物は、アビー、ヘンリー、ウェイクフィールド、チャーリー・ミルズ保安官、アビーの母サラ、ヘンリーの両親、チャーリーの元部下であるコール・ハーキン。

アビーは、劇中中盤、もしかしたら自分はウェイクフィールドの娘かもと猜疑心に駆られるが、結局はそうでない。父親のチャーリーが真犯人かもと疑うが、それも杞憂に終わる。

真犯人一人は、実は死んでいなかったウェイクフィールドと、その実の息子だったヘンリー。ヘンリーの実の母親は、アビーの母、保安官の妻サラ。サラは、ウェイクフィールドの元恋人だった。ヘンリーは、ウェイクフィールドとの間にできた子供。なので、ヘンリーの両親、ダン夫妻とヘンリーに血のつながりはない。

ちなみに、保安官がヘンリーの実の母がサラだと知っていたかは不明である。しかし、保安官の態度等から推測するに、知らなかったと思われる。作中では全く説明がないので、そのことをサラ以外に知っていた人物がどれだけいるかは不明。ヘンリーの養母は知っていたかもしれないが、推測の域を出ない。

なお、コール・ハーキンは、保安官の元部下。作中で疑わしい表現で描写されるが、彼も独自にウェイクフィールドの捜査をしていただけ。


・事件の背景・真相について

今回の事件の真相、及びその背景について、時系列に沿って解説します。

アビーの母で保安官の妻、7年前の事件でウェイクフィールドに殺されたサラは、元々ウェイクフィールドとはシアトルで付き合っていて恋人同士だった。そのときに、ウェイクフィールドからひどい目に遭わされたサラは、逃げるように島へやって来る。

サラを連れ戻すために島へ来たウェイクフィールドに、チャーリーは部下のハーキンを使って痛い目に遭わせる。しかし、ハーキンがウェイクフィールドに仕返しされたため、単なる暴行罪ではなく重罪の保安官殺害未遂とし、コネを使って長い懲役刑をウェイクフィールドに与える。

そして、明確な時期は不明だが、サラはウェイクフィールドとの子供を産む。それがヘンリーである。サラはヘンリーを育てない。どのような経緯があったかはわからないが、ヘンリーはダン夫妻の子供となる。

なお、ヘンリー、JDを含むダン一家は、夏の間は島で過ごして、そこでアビーやトリッシュをはじめ、島民との交流を持つようになる。

そして7年前、再び島にやって来たウェイクフィールドは、6人連続の猟奇殺人事件を起こし、サラも殺害する。なお、サラを殺したのは自分を裏切ったこと、息子を捨てたことへの復讐であったと思われるが、他の殺人の理由は不明。そしてそのとき、ウェイクフィールドはチャーリーの手によって射殺されたこととなる。が、しかし、実際には死体が挙がっておらず、チャーリーはウェイクフィールドの死に確信が持てずにいた。

なお、7年前の事件の際に、コール・ハーキンは、ウェイクフィールドが原因の爆発に巻き込まれて、半身を負傷する大火傷を負う。また、そのとき、ヘンリーは島でウェイクフィールドと対峙する。殺されそうになる瞬間、両者共に「絆」を感じたのだという。

そしてその翌年、死んでいなかったウェイクフィールドが、ヘンリーの前に姿を現す。そして、自分こそ実の父親だと全ての真実を明かす。そしてヘンリーは、今回の島での連続殺人のための、練習ともいえる殺人をシアトルで行っている。

そして、現在。

独自にウェイクフィールドの捜査を続けていたコール・ハーキンは、数週間前に島へと戻ってきていた。

最後に、ヘンリーとトリッシュの結婚式のために島に全員が集められ、事件は幕を開ける。


・犯人(ヘンリーとウェイクフィールド)の動機について

ウェイクフィールドの目的の一つは、チャーリーへの復讐だったと思われる。必要以上に長い懲役を科されたこと、サラを奪われたこと、7年前に殺されかけたことが理由であろうと思われる。

ヘンリーの動機は、父であるウェイクフィールドにも隠していた真の目的は、アビーと二人だけで島で一緒に生きることだった。一連の連続殺人や保安官殺害に関しては、父親の復讐の手助けという側面もある様子。実の母に捨てられた上、真実を知らされずに育てられてきたことを恨んでいるよう。

トリッシュとの結婚も、最大の目的のアビーを島に呼ぶには、それしか方法がないと考えたからだという。


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