第4話「水の中のワイフ」のストーリーを徹底再現!
※ネタバレ前提の内容です。ご注意ください!
本日は新郎新婦が独身時代の最後に男女に分かれて男同士、女同士でパーティーを行う、いわゆるバチェラーパーティーの日である。
シェイはマディソンを連れて、パーティーの余興のための占い師のところへ打ち合わせに行く。打ち合わせ後、占い師がシェイからもらった参加者の名前を生年月日のリストを眺めていると、突然鼻血が出て、その血がアビーの名の上に落ちる。
サリーとダニーとブースは、男性側パーティーの打ち合わせをしている。地元のストリッパーを呼ぶことに成功したらしい。マルコムは、資産家のトーマスに、10万ドルで自分の事業である「聖なる亀」ブランドのビールの筆頭株主になれると、投資を申し込んでいたが、同席したリチャードの「ウェリントン家のする事じゃない」という一言であっさり空振りに終わった。マルコムは資金繰りに相当困っているようだ。4人とヘンリーはバチェラーパーティーの第1部として、クルーザーでヘンリーの大好きな釣りに出かける。
釣りを楽しんでいると、沖合いにボートが止まっていて、その付近にカモメが群がっていた。クルーザーを寄せてみると、ボートの中には顔を撃たれて正体が分からない死体と、その横には大金と拳銃の入ったバッグが置いてあった。
港に無線で連絡しようとするヘンリーだが、マルコムが金の入ったバッグを見つけて、連絡をやめてくれと言い出した。
皆、連絡すべきだ、というが金に目がくらんだマルコムは、意図はしてなかったようだが拳銃でボートの床を撃ち抜いてしまい、ボートが死体を乗せたまま沈み始める。マルコムが金が入ったバッグを持ってクルーザーに戻ってきたため、仕方なく連絡はやめて引き返すことになった。
トリッシュが式の相談のことでキャサリンを探していると、偶然であるが継母キャサリンと姉の夫リチャードの過激な不倫現場を目撃してしまう。
釣りに行っていた5人はヘンリーの部屋に集まり、25万ドルもあった金をどうするか相談する。金・拳銃・死体とくれば、あれは麻薬の売人かもしれない、という意見が大勢を占めた。もしかすると、このヤバイ金を組織が探し回っているかもしれない、という意見もあり、特に気の弱いブースは怯え始めた。マルコムはこっそりとヘンリーに、自分は全財産をビールの事業につぎ込んだため、もうすぐカード破産しそうだと相談し、あの金を使わせてもらいたい、と頼む。結局答えは出ず、結婚式が終わるまでは金や死体のことは忘れて、今日もパーティーを楽しもう、ということになる。
アビーは2人への贈り物に彼らの子供の頃からのアルバムを作っていた。その資料のひとつとして、ヘンリーが子供時代に大きな魚を釣って新聞に載ったことを思い出し、当時の記事のコピーをもらう為に、島の新聞社に行く。新聞者の社員の女性が記事を取りに行っている間に、受付においていた新聞記事の束を何気なく見ていると、それが全てウェイクフィールドに関する過去の事件の記事だと気付くアビー。戻ってきた女性社員に、なぜこれらの記事がここにあるのか聞くと、電話で頼まれたと答える女性。誰から頼まれたか聞くと、自分は電話を受けていないので分からないと言われる。
新聞社から出てよそ見をしていると、走ってきた車にはねられそうになるアビー。車の運転手は占い師の女性だった。アビーはアルバムを落としていて、水溜りの泥でアルバムを汚してしまう。
トリッシュは部屋に戻り、ヘンリーにキャサリンとリチャードの不倫のことを話す。
その後、女性だけのパーティーの打ち合わせで、キャサリンが皆に揃いのユニフォームを配るが、あのような不倫現場を見たばかりのトリッシュにはキャサリンが触ったものが汚らわしく感じてしまう。そこへマギーがトリッシュとシェイを呼びに来る。お茶会の為に用意していた2人の実母の形見であるティーセットがすべて割られてしまっていた。
ヘンリーやサリーたち5人がバーで飲んでいると、どうみてもギャング風の2人組の男が入ってくる。チラリと上着の隙間からホルスターに入った拳銃も見えた。5人は慌てて店から出る。とりあえず部屋に金を置いているのは嫌なのでどこかに隠そうということになり、隠しに行く役をくじ引きで決める。ハズレを引いたのは気の弱いブースだった。
夜になり、女性陣のパーティーでは占いで盛り上がっている。トリッシュの占いでは「愛する人の裏切り」と出る。裏切り者は女でしょう、というトリッシュに占い師は、違うがあなたを裏切る人はあなたを助けもする、と言われる。続いてアビーの番。アビーは辞退するが、皆に勧められて占ってもらうことになる。アビーの母の形見のペンダントを預かり占い始めた占い師は、突然何かに驚いたようにペンダントを放り出し、帰らせてもらう、と言い出して本当に立ち去ってしまう。
ブースは夜の森を金が入ったバッグを持って、1人で歩いていた。かなり怯えている。ブースは、後ろから人がついてくる気配を感じて、及び腰に銃を構えて喚く。撃つな、と手を上げて出てきたのはマルコムだった。1人では危ないと思ってついてきたと言うのだ。脅かすなよ、と言って銃を下ろしたブースは誤って引き金を引いてしまう。はじめはマルコムに当たってしまったかと思ったがマルコムは無事で、発射された弾はブース本人の太ももを撃ち抜いてしまっていた。動脈に当たったのか出血がかなり激しい。助けを呼んでくるというマルコムに、一人で行かないでくれと懇願するブース。マルコムが迷っている内にブースはみるみる衰弱して死んでしまう。
バーで飲んでいる男性陣。ヘンリーはリチャードのところへ行き、キャサリンとの不倫現場をトリッシュが見たことを話す。リチャードは最初は戸惑うが、次第に開き直り、トーマスに告げ口できるならやってみろ、というような事を言って立ち去る。サリーとヘンリーが飲んでいると、例のギャングのような2人組が入ってくる。サリーを名指して探していた。心底怯えるサリーだが、話を聞いてみるとサリーが頼んだストリッパーのボディガードだった。
女性陣のパーティーがお開きになり、アビーが外に出ると、待っていた占い師から、島を出た方がいいと言われる。彼に殺される、彼は止まらない、と。
それからアビーはジミーの家に行く。
マルコムがバーにやって来た。マルコムはブースの事を言い出せず、部屋で寝ていたと嘘を言ってしまう。部屋に引き上げたマルコムは、持ってきてしまった金の入ったバッグを見ながら、涙に暮れる。
夜のプールサイドを歩くトリッシュは、酔いも手伝ってか、一人でふざけているうちにプールに落ちてしまう。そのまま浮かんだりして楽しんでいた。そして潜水をしている時、機械仕掛けのプールのカバーが突然しまり始め、トリッシュは水面に出ることが出来なくなってしまう。溺れてしまったところにリチャードが飛び込んできてトリッシュを引き上げ、人工呼吸を施するとトリッシュは蘇生した。駆けつけたヘンリーに、リチャードはたまたま俺がいて良かった、危ないところだったな、などと言う。
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