第3話「タトゥー・ガールの眼は赤い」のストーリーを徹底再現!:「ハーパーズ・アイランド」徹底解説サイト

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第3話「タトゥー・ガールの眼は赤い」のストーリーを徹底再現!

※ネタバレ前提の内容です。ご注意ください!


クレー射撃を楽しんでいるトーマス・ウェリントン。いい腕前である。トリッシュがヘンリーに父に挑戦しては?と勧める。ヘンリーもかなりの腕前なのだろう。

トーマスは5発中4発命中。ヘンリーが撃つ前にホテルの係りから何かヘンリー宛のメモを預かる。一瞬固まるヘンリー。4発目を外すヘンリー。5発目を命中させればトーマスに並ぶ。リチャードがヘンリーにウェリントン家にふさわしいかどうかが試されるな、などと動揺を誘う。結局外してしまうヘンリー。


病院にケリーの遺体が収容された。医者はケリーを自分が取り上げたのにと嘆く。ケリーの体には至るところにウェイクフィールドの名のタトゥーが入っていた。「ウェイクフィールド帰ってきて」などだ。医師は自分の母親を殺した男の名をタトゥーにする気がしれんと言う。ミルズ保安官は、医師に検視を頼む。他殺の可能性があるのかと聞く医師。念のためだというミルズ。医師がまぶたをめくってみると、眼球が異様に赤くなっていた。また、性交渉の形跡があったため、合意であったかどうかも調べてくれという保安官。


ホテルのプールで遊ぶアビーたち。カルとクロエが来たのでサリーはわざとらしく謝るが、彼らは冷ややかな目でサリーを見る。そこへ父である保安官がやってきてアビーを呼び出す。ケリーが死んだことをアビーに伝える。方法はとしつこくアビーが聞くので仕方なく首を吊っていたと答えるミルズ。昨日ケリーが誰かと会ったか知らないか、と言われてJDのことを思い出すが、知らないと答えるアビー。


ヘンリーの手元に届いたメモは「モーテルにハンターが来ている」というものであった。

トリッシュが衣装選びで店の試着室に入っていると、ハンターが無理やりに入ってくる。押し返すが強引なハンター。父に泣きついて追い返されたくせに、というと表情が変わって、他には何を聞いたと尋ねてくるハンター。


アビーはJDの部屋を訪ね、ケリーのことを話す。驚いたようなJD。あれから変わったことがなかったか聞くアビーに、なかった、楽しくやっていた。アビーにロスの話をされて喜んでいたよ、というJD。


トーマスの後妻のキャサリンがコテージに帰ってくると、トーマスの娘であるシェイの夫、リチャードが待ち受けていた。彼は彼女に屈辱的な言葉を言い、彼女を蹂躙する。どうやら、その手のプレイで、しょっちゅう浮気をしている2人のようだ。


トリッシュが自分の部屋でベスと姉のシェイにドレスを見せていると、携帯がなり、それを取ってあげたベスが「ハンター」の表示を見てしまう。島に彼がいることに驚くベスと、まだ追い返していないことに驚くシェイ。ベスが大学時代のように心とは裏腹にカラダが反応するような話をすると、トリッシュは自分は大学時代とは違う、3日後にはヘンリーと結婚すると強い口調で言う。


モーテルの従業員と昔からの顔見知りのヘンリーは、彼女に頼んでハンターの部屋を教えてもらう。ハンターは友人であると嘘をついている。ハンターは外出中ということだが、部屋にプレゼント置きたいとヘンリーが言うと、すぐに返してねと言って、部屋の鍵を貸してくれる。ヘンリーはハンターの部屋を調べる。部屋にハンターの飛行機のチケットがあり、請求先はトーマス・ウェリントンとなっていた。


森を散歩していたJDは、後ろから走ってきたシェリーの車にはねられる。車から降りてきた人物は、JDが気絶したことを確認する。


シェリーが家の納屋から出てくると、保安官の車が停車するところだった。保安官はシェリーがケリーの元彼氏だったことから事情を聞きに来たのだ。しかも、昨日バーでケリーとアビーが話している際に、シェリーはケリーにウェイクフィールドの件で嫌味を言っていたことが聞き込みによって分かっている。シェリーは、昨日の夜は金持ち連中と一緒だったという。保安官はJDを知らないかと聞くが、シェリーは知らない、顔も見たくないと話す。

保安官が去って行った後、シェリーが車のトランクを開けると、そこには縛られて口にテープを貼られたJDが入っていた。


波止場で話すアビーとニッキ。ニッキは犯人はウェイクフィールドだと言う。アビーが彼は死んだというと、ケリーの中では生きていた、もしかすると逃げるために自殺したのかも、と嘆く。アビーがストーカーとかの他殺かも、というとニッキはシェーンの名前を出す。どうやら生前ケリーとシェーンが付き合っているとき、暴力が酷かったらしい。


ハンターはトーマスの部屋を訪ねた。今夜島を出るので5万ドル用意しろと言う。そうすれば娘には何も言わないと。


トリッシュが部屋に戻ると、ハンターからのメモがあった。「214号室で待つ。仲良くしよう。ハンター」と書いてあった。これは実はヘンリーがトリッシュを試すために書いたメモだった。トリッシュは迷うが、行かなかった。


アビーはシェーンの家を訪ねて、納屋で縛られたJDを発見する。首に天井から吊るされた縄がかけられた状態で台の上に立たされている為、台から落ちたら首吊りになってしまう。ケリーが死んだことに対する報復だろうか。

アビーがJDを助ける前にシェーンが戻ってきてアビーと鉢合わせになる。アビーはケリーの死はウェイクフィールドのせいだ、などと話し、シェーンを落ち着けようとする。このとき納屋の外にはミルズ保安官が来ており、中の様子をうかがい、突入のタイミングを図っていた。シェーンがアビーの話に入り込んだ隙をついて、保安官が銃を抜いて突入すると、驚いたシェーンがJDにぶつかり、JDは首吊りの状態になってしまうが、アビーとシェーンが慌てて抱きかかえて縄を切って助ける。


結局シェーンは逮捕され、保安官に連れて行かれる。


港ではボートに乗ったハンターのところへ、小切手を持ったトーマスが来て、二度と娘に関わるなと言って帰っていく。

ボートを出発させ、夜の海を航海していたハンターは、隣の席に大金が詰まったカバンが置かれていることに気付く。銃も一丁入っていた。マーティーのカバンだ。ハンターは金を手にして、思わず笑ってしまう。

その時、突然エンジンが止まってしまう。ハンターがエンジン部のふたを開けると中にセットしてあった猟銃が発射されてハンターの頭に命中し、ハンターは即死する。


保安官は、暗いケリーの部屋を捜索していた。熊の人形の目の石は赤かった。それを見てケリーの遺体を思い出すミルズ。ミルズは人形の乗っていた小箱のフタを開けて、中を調べた。中からは、ウェイクフィールドを射殺した時の新聞記事の切り抜きが出てきた。そこへキャンベル医師から電話がある。ケリーの目が赤いのは、誰かが遺体の目に赤いインクを入れたからだ、という報告であった。ミルズは、見つけた新聞記事を見た。自分の顔写真の目の部分が赤く塗られていた。そして「彼女を見つけたら、次は私を見つけろ」というメッセージが書かれていた。


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