第8話「彼らはフェリーに間に合わなかった」のストーリーを徹底再現!
※ネタバレ前提の内容です。ご注意ください!
船が着いたということで、港に行く車に乗り込むホテルの宿泊客の人々。
しかし、マディソンが見つからない。
サリーたちも車に乗り込みながら話している。クロエが犯人が捕まってよかったと、JDのことを言うと、サリーはJDはいいヤツだった。昔はヘンリーとJDも仲が良かったという。
JDが入れられた牢の隣はシェーンだった。保安官はJDを牢から出し、もう一度事情を聞く。JDは自分はやっていない、と一貫して否定。ハーキンがお前の無実を証明できるなら、彼の居場所を教えろというミルズ保安官。JDはブッチの狩猟小屋だという。そして、気をつけろアンタを相当嫌っている、とも。
ハーキンに会うために出かけたミルズは、山道で車を止め、森に入っていく。しばらく森を歩いていると、仕掛けられていたブービートラップにかかり、脚を太い木で刺されてしまう。
ホテル前で、いよいよ出発と言うとき、ジミーがアビーにお別れを言いに来る。いつかロスに行くと言うジミー。そこへシェイが来てマディソンがいないと騒ぎ始める。リチャードも行方が分からないという。皆はまさか彼がマディソンを連れて行っている?と考えるが、とりあえず皆で探そうということになる。ヘンリーはサリーたち友達連中にも捜索を頼む。皆は一刻も早く帰りたいのが本音なのでいい顔をしないが、カルはクロエを連れて車を降り、マディソン探しを引き受ける。
隣同士の牢でJDとシェーンいがみ合っていると、保安官補が止めにくる。その時突然停電になり、あたりが暗くなって、保安官補が何者かに撃たれる。しばらくすると電気がつく。JDは近くに牢の鍵が落ちていることに気がつき、手を伸ばして鍵を取り、自分は脱出。俺も出せというシェーンを無視して出て行く。
マギーの案内で部屋を替えたリチャードの部屋へ。リチャードはマディソンの親権を自分に取られると知っていたはずだ、というシェイ。
皆で手分けをし、ホテル内や、近くを探すがマディソンは見つからない。
マディソン、リチャードだけでなく、マルコムの姿も見えない。
焼却炉に探しに来たカル、クロエ、シェイ、トリッシュは、焼却炉について血の手形を発見し、焼却炉を開けて中をチェックする。燻ったゴミの中から人の頭蓋骨が出てきた。言葉を失うメンバー。しかし解剖医のカルは、これは子供じゃなく大人の骨だ、と言う。
一方、湖の方へ捜索に来ていたアビー、ヘンリー、キャサリンは、銛で貫かれ磔にされたリチャードの死体を発見する。
アビーの携帯に電話がかかってくる。出てみるとマディソンだった。彼女は、こう言えって言われたという。誰かが島を出たら私は死ぬと。
その電話の直後から携帯の電波が入らなくなった。ホテルの電話線も切られて不通になっていた。
マディソンを捜索していたメンバー全員を集め、状況報告。サリーは、トリッシュの父、リチャード、マディソン、と狙われているのはウェリントン家なんじゃないか、と言う。ヘンリーはマーティー叔父さんも殺されていたと話す。唖然とするメンバー一同。サリーは、やはり自分は出て行くと主張するが、シェイは懇願する。
クロエは状況を整理する。居なくなった者。来なくなった者。トリッシュのいとこのベンは来なかった。ルーシーは居なくなった。マーティー叔父さん、お父さん、リチャード、神父さん。マルコムとブースは?などと言うクロエに、カルはやめておけ、と諌める。クロエは昔も同じような事件があった、ひとりずつ殺されるのだと言う。トリッシュはシェイを連れて部屋を離れる。
その時、ホテルが停電する。
サリーとジミーは武装して身を守るように言い、ホテルに保管してある銃を要求する。マギーは従業員は全員帰宅させたといいながら、保管庫まで案内する。
皆に銃を行き渡らせたとき、ジミーがホテルに来る。船はもう出航したのだという。ジミーは船にアビーが乗っていなかったのでホテルに様子を見に来たのだ。サリーたちは大勢が島を離れたのであれば、もう自分達が残る必要はなくなったと言う。ヘンリーはマディソンを見つけなければダメだという。アビーは保安官事務所に短波無線があることを思い出し、提案する。ヘンリーはジミーとアビーにその役目を任せ銃を手渡す。残りのメンバーでマディソン捜索を続けようと言う。
保安官事務所に行くと、無線機は破壊されていた。牢の方から助けを呼ぶ声がしたので言ってみると、シェーンだった。牢の前で保安官補が死んでいた。状況を説明するシェーン。父親の所在を聞くアビーに、シェーンは行き先はJDと保安官の話が聞こえたので知っているが、牢から出してくれたら教える、と言う。
苦しんでいた保安官のところへ、ハーキンが現れる。ハーキンの住むブッチの狩猟小屋に運ばれる保安官。簡易的な手当てはされるが、血が止まらない。罠を仕掛けたのはお前か、とハーキンに聞くミルズ。ハーキンは計画を邪魔するろくでもないヤツに近づかれたくないからな、と言う。ハーキンは数週間前に島に戻ったそうだ。ここで何をしていると問うミルズに、あんたと同じく殺人鬼狩りさと答えるハーキン。ウェイクフィールドは生きているか、そうでなければ模倣犯がいると言う。ハーキンは一冊のノートをミルズに渡し、あんたにとって一番大切なものは何だ?と聞く。
そのノートはウェイクフィールドが獄中で書いた、彼の手口や考えの記述であり、このノートがあれば、彼の犯罪の模倣は可能だと思われる内容だった。ハーキンは少し前にこれを手に入れたそうだ。ミルズがハーキンとJDの関係を聞いたところ、怪我をして入院していたハーキンを見舞ってくれたのは、JDとその父親だけだったと言う。JDは犯人を捜すハーキンの協力者だと言うのだ。ハーキンはアビーが戻ってから事件が起こり始めたと言う。アビーも危険だと。そう言って脚の手当ての為に医者を呼んでくると、ノートを手に小屋を出て行くハーキン。しかし、部屋を出たところでハーキンは暗闇から放たれた矢に射抜かれて死亡する。落としたランプが燃え上がり、ノートも一部が焼けてしまう。
シェーンから居場所を聞いて、駆け付けたアビーとジミーに助け起こされるミルズ。ミルズはアビーにハーキンのノートを取りに行くように言う。アビーはノートが入っているカバンを火の中から取り出したが、ノートは半焼してしまっていた。ジミーはミルズに診療所に行こうと言うが、ミルズは港に行くと言う。
停電になったホテルの古い発電機を動かそうとするヘンリーとダニーは、車のバッテリーを利用して発電機を起動し、電気を復旧する。
部屋に帰ると、トリッシュとシェイとキャサリン以外のメンバーが居なくなっていた。ダニーを護衛において彼らを探しに行くヘンリー。
サリーたちは波止場に行き、停泊中のボートを使って島から脱出しようとしていた。カルはマディソンの為に逃げたくないと言い、クロエとボートを降りる。サリーはベスに、君は行くよな、と言った。その時、JDが走っていく姿を見たメンバーは銃を持って追いかける。メンバーはジミーとアビー、保安官が乗った車を見つけ、JDが逃げていることを伝える。アビーとジミーも追いかける。アビーはうめき声を聞き、そちらに行ってみると、腹から血を流しているJDが倒れていた。誰にやられたか聞くと、JDは狙いは君だ、と言い残し息絶える。アビーの後ろから血まみれのヘンリーが現れる。
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